現代萌え四コマについて復習しましょう。「女子高生が数人集まってお喋りしているだけのオチが付かない漫画」というのは手垢の付いた萌え四コマへの批判ですが、今ではこれは萌え四コマの強みとして捉え直されています。つまり「お喋りって、楽しいじゃん」と。つまり、萌え四コマはコミュニケーションを、とりわけ現実社会を生きる上でのしがらみやストレスに絡め取られていない姿でのコミュニケーションを、精緻に描写することを目的とするジャンルである、と定義するのです。「物語」を乗っけることが困難である四コマの形式は、お喋りや遊びのような、より純粋なコミュニケーションを表現する媒体としてみれば、優れたものとなります。
「あっちこっち」二巻(異識) (via mcsgsym)